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インドネシア、外国人出入国で混乱 接種証明義務付け

インドネシアではショッピングモールなど大規模施設での新型コロナウイルスワクチンの接種が進む(6月28日、ジャカルタ)=ロイター

【ジャカルタ=地曳航也】インドネシア政府が外国人の入国の際に新型コロナウイルスワクチンの接種証明を義務付けたことで混乱が広がってきた。国内にいる外国人が国際線に搭乗する際にも接種証明を求め、本国への一時帰国もままならなくなった。

インドネシア政府は4日、外国人が入国する際にPCR検査の陰性とワクチンを規定回数接種していることの証明を義務付ける方針を発表した。6日から適用する。日本に一時帰国中で11日にインドネシアに戻る予定の別の日系商社社員は「日本で接種できるか早急に調べなければならない」と語った。

インドネシア政府はさらに、国内にいる外国人が国際線に搭乗する際にも、民間企業の自主接種プログラムによる接種証明を求めることを明らかにした。同プログラムで使用しているワクチンは中国​医薬集団(シノファーム)製で、接種を避けている外国人は少なくない。

日本をはじめ駐在各国の在インドネシア大使館や企業は対応に追われる。同国では6月にインド型(デルタ株)流入などで感染が再拡大し、医療体制が逼迫するとの懸念から一部企業が駐在員や家族を一時退避させ始めていた。

7日に一時帰国を予定する日系大手商社の駐在員は「空港で状況を説明して接種証明なしで出国できるか確認したい」と話す。インドネシアでワクチンを打っておらず、これから接種しても間に合わない。

日本外務省は8月から在外邦人を対象に日本に一時帰国してワクチンを接種する制度を始める。外国人の国際線搭乗にワクチン証明が義務付けられれば、同制度の利用が難しくなる。在インドネシア日本大使館は米国やオーストラリアなどと連携してインドネシア側に方針転換を働きかけている。

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