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中国動画アプリ快手、初値は公開価格の3倍 香港に上場

ショート動画、快手のスマホアプリ

【上海=松田直樹】中国の動画投稿アプリ「快手(クアイショウ)」を運営する快手科技が5日、香港証券取引所に上場した。初値は338香港ドル(約4500円)で、公開価格115香港ドルの約3倍となった。3億6000万株の新株を発行して、約410億香港ドル(約5600億円)を調達。香港上場に伴う調達額としては、直近では2019年11月のアリババ集団(875億香港ドル)に次ぐ規模だ。

快手は2011年にサービスを開始した。ネット大手の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する「TikTok(ティックトック)」と同様に、数十秒のショート動画を投稿できる。ネット上で影響力のあるインフルエンサーによる歌やダンスなどの生中継の配信も人気を集める。1日の利用者数は2020年9月末で3億人を超える。

最近は利用者がライブ動画を見て、そのままアプリ上で商品を購入するライブコマース事業にも力を入れる。快手の売上高に占めるネット通販の割合は、20年9月末で前年同期比2倍となる3割超にまで広がった。調達した資金は成長事業と位置づけるネット通販の物流や販促、システムなどに振り向けるもよう。

ショート動画アプリを運営する企業としては初めて香港に上場するとみられ、個人をはじめとする投資家からの人気が集中していた。香港メディアによると、募集枠に対して1200倍超の個人投資家からの購入希望があったという。

香港上場を巡っては20年12月に中国ネット通販大手の京東集団(JDドットコム)傘下のネット医療事業会社、京東健康が香港に上場。初値は公開価格を3割強上回った。快手は香港市場で21年最初の大型案件となる。

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