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米駆逐艦、台湾海峡を通過 バイデン政権で初めて

中国は反発

【北京=羽田野主、台北=中村裕】米海軍第7艦隊は3日、ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」が台湾海峡を現地時間4日に通過したと発表した。米艦船の台湾海峡の通過はバイデン米政権が発足して初めて。中国は反発している。

第7艦隊は声明で今回の海峡通過について「自由で開かれたインド太平洋への米国の関与を示すものだ」と強調した。「米軍は国際法が許す限りどこにでも飛行、航行、展開を続ける」と指摘した。

バイデン政権はトランプ前政権と同じように、台湾を支援する姿勢を表明しており、台湾に圧力をかける中国をけん制する狙いがあるようだ。

台湾の国防部(国防省)は4日、「米軍艦が台湾海峡を航行するのは、一般の航行任務だ」とのコメントを発表した。2020年は、米海軍艦艇が台湾海峡を13回通過し、過去最高レベルとなった。

台湾の防空識別圏にも米中の軍機が相次いで入るなど、バイデン政権へ移行後も、台湾周辺では緊張状態が続いている。

中国外務省の汪文斌副報道局長は4日の記者会見で「中国は状況を把握しており、高度な警戒を続ける」と述べた。「断固として国家主権と領土を守る」と続けた。

米中関係では中国の習近平(シー・ジンピン)指導部がバイデン政権に気候変動問題を中心に対話を呼びかけている。バイデン政権は台湾を巡る問題などに関与を続ける方針だ。習指導部は台湾を最も重視する「核心的利益」と位置づけており、両者の溝は深い。

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