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ヨットやゴルフ場でコロナ隔離 タイ、観光客呼び戻し急ぐ

タイのリゾート地プーケット沖でヨット隔離をする観光客

【バンコク=岸本まりみ】観光大国タイで8日、新型コロナウイルス対策の隔離検疫を船上で行うプランが発表された。渡航者は約2週間のホテル隔離の代わりに、ヨットや小型クルーズ船内で過ごすことを選べる。隔離期間をゴルフ場で過ごすプランでは、すでに韓国から第1陣の旅行者が到着。隔離期間をリラックスして過ごしてもらう工夫で観光客を呼び戻す。

デジタル経済振興公社(DEPA)やタイ通信最大手のアドバンスト・インフォ・サービス(AIS)、タイヨットビジネス協会などが組み、「ヨット隔離」を始めたと発表した。観光客減に苦しむタイの人気観光地プーケットで、すでに試験的にヨット旅行者の受け入れを始めた。

PCR検査が陰性の場合、体温や血圧といった利用者の健康状態や全地球測位システム(GPS)による位置情報が確認できる「スマート・リストバンド」の常時着用を条件に船内に滞在する形での隔離を認める。スマート・リストバンドは、海上でも半径10キロメートルほどなら通信ができるという

ゴルフ隔離を楽しむ韓国からの旅行者(2月25日、タイ中部ナコーンナーヨック県)=ロイター

タイではすでに「ゴルフ隔離」が始まっている。タイ保健省は1月に中部カンチャナブリ県などのゴルフ場を隔離施設として指定。2月中旬には韓国からの第1陣の旅行客が到着した。ゴルフのプレー料金やカート料金込みの費用は日本円で約40万円からで、隔離期間中はゴルフ場の外には出られないが、ラウンドしながら過ごすことができる。

タイは国内総生産(GDP)の約2割を観光産業で稼ぐが、2020年3月からは新型コロナ対策のため、外国人観光客の入国を原則禁止していた。同年10月からは段階的に受け入れを再開しているものの、約2週間の隔離期間がネックとなり、客足は戻っていない。

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