/

大韓航空、コロナでも営業黒字 20年貨物売上高66%増

貨物事業の売上高が66%増えて営業黒字を達成した

【ソウル=細川幸太郎】韓国航空大手の大韓航空が4日発表した2020年12月期決算は、営業利益が前の期比17%減の2383億ウォン(約224億円)だった。感染症の影響で旅客売上高が74%減少したものの、貨物売上高が66%増えた。従業員らの一時帰休などでコスト削減を進めて営業黒字を確保した。

売上高は40%減の7兆4050億ウォンだった。一時帰休で人件費を抑えたほか、燃料価格の大幅下落もあり、営業費用は40%減った。

旅客売上高は2兆52億ウォン、貨物売上高は4兆2507億ウォンと貨物が旅客を大きく上回った。大韓航空はハブ空港の仁川国際空港に物流拠点を持ち、もともと貨物売上高の比率が他の航空大手と比べて高かった。国境を越える往来が制限され、旅客便数が激減したことで航空貨物運賃が上昇し、大韓航空の業績を押し上げた。

20年10~12月期の売上高は前年同期比40%減の1兆8110億ウォン、営業利益は1388億ウォンと黒字転換した。遊休旅客機を貨物機に転用するなど貨物需要を積極的に取り込み、貨物売上高は全体の76%を占めた。足元ではコロナワクチンの輸送プロジェクトを立ち上げており、貨物事業への依存は21年も続く見通し。

韓国首位の大韓航空は同2位のアシアナ航空の買収を決め、買収資金確保のために第三者割当増資の手続きを進めている。残る課題は各国の独占禁止法審査で、大韓航空は7月ごろをメドに買収手続きを完了する計画だ。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン