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韓国カカオの7~9月営業益40%増、コンテンツ配信好調

【ソウル=細川幸太郎】韓国ネット大手のカカオが4日発表した2021年7~9月期の連結営業利益は前年同期比40%増の1682億ウォン(約160億円)だった。ゲームや漫画などコンテンツ配信が好調で、タクシー配車などの新規事業も伸びた。

売上高は58%増の1兆7408億ウォンだった。新規採用の拡大や待遇改善などで販管費がかさみ、売り上げの成長に比べ営業利益は伸び悩んだ。ネット銀行事業を手掛けるカカオバンクが8月に上場した際の特別利益を計上したことで、純利益は8663億ウォンと6倍に膨らんだ。

事業部門別の売上高をみると、主力のメッセージアプリの広告事業は38%増、タクシー配車などのプラットフォーム事業は54%増だった。スマートフォン向けゲームでヒット作があり、ゲーム事業は3倍になった。好調な漫画配信も2倍に達した。日本の漫画配信アプリ「ピッコマ」を運営するカカオジャパンが欧州に現地法人を設け、フランス中心に配信サービスを始めることも発表した。

韓国人の大多数が日常的に使うメッセージアプリを運営するカカオは、プラットフォーマーとして自営業者らから収益を搾取しているとして批判を浴びている。10月には創業者が国会招致された経緯がある。

4日の決算発表後の電話会見で、呂民寿(ヨ・ミンス)共同代表は「最近の議論は我々が初心にかえるきっかけとなった。社会的責任を果たす」と強調した。

また、カカオグループで決済事業を手掛けるカカオペイは3日に韓国取引所に上場した。初日は公募価格の2.1倍で取引を終え、時価総額は25兆1609億ウォン(約2兆4000億円)だった。カカオは多様なサービスを開発し、それらを切り出して上場させることで、事業収益とともに株式売却益を得る好循環を生んでいる。

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