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インド中銀、3年9カ月ぶり利上げ 物価上昇に対応

(更新)

【ムンバイ=花田亮輔】インド準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利(レポ金利)を0.4%引き上げて4.4%にすると発表した。利上げは2018年8月以来3年9カ月ぶり。インド中銀は4月まで11会合連続で政策金利を据え置いてきたが、足元では目標を上回る物価上昇が続いていた。

インド中銀はもともと次回の金融政策決定会合を6月上旬としていたが、同日に全会一致で利上げの即日実施を決めた。インド中銀は消費者物価指数(CPI)上昇率の中期目標を「2~6%」と定めているが、1月と2月は6%を超え、3月の速報値は6.95%だった。

ダス総裁は4日の臨時オンライン演説で、ウクライナでの危機が続くなか「物価上昇圧力の持続と拡大が日々深刻になっている」と指摘した。主要先進国で金融政策の正常化が加速していくと予想したうえで、「インドを含む新興国に不吉な影響をもたらす」との懸念を示した。金融緩和姿勢については「緩和的」を維持したが、市場ではインド中銀が年内に追加利上げに踏み切るとの見方も出ている。

インドでは20年3月に新型コロナウイルス対策で厳格なロックダウン(都市封鎖)が導入され、経済活動が低迷した。インド中銀は同年の3月と5月に緊急の利下げを実施した。ロックダウンは順次緩和されたが、変異ウイルスの発生による感染再拡大にも見舞われ、政策金利はおよそ2年にわたって4%で据え置かれてきた。

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