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サウジアラムコ、純利益30%増 原油価格持ち直しで

(更新)
アラムコのナセルCEO=ロイター

【ドバイ=岐部秀光】サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが4日発表した2021年1~3月期の純利益は前年同期に比べ30%増の217億ドル(約2兆4000億円)だった。原油価格は米国や中国経済の回復期待から持ち直し基調にあることが背景だ。

アラムコは20年、国内石油化学大手のサウジ基礎産業公社(SABIC)を買収。効率化で下流部門の利益も拡大した。自己資本に対する負債比率(ギアリング比率)は23%に達した。四半期ベースで188億ドルの巨額配当も継続した。

アミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は同日「経済回復にともなうエネルギー需要増に応える好位置にある」と述べた。経済のデジタル化が加速し、気候変動問題を背景に消費国はクリーンエネルギー利用へと急速にかじを切るが、当面の石油需要は底堅いとの見方を示した。

経済改革の旗振り役である実力者ムハンマド皇太子は、アラムコの株式1%を外国企業に追加売却する協議をしていると明らかにしている。アラムコは19年12月に国内証券取引所で新規株式公開(IPO)を実施した。消費国の石油離れに加え、新型コロナ危機で外国投資の誘致も計画通り進まず、政府は改革の資金確保の必要に迫られている。

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