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英豪リオ・ティント、先住民ワイアット氏を社外取締役に

【シドニー=松本史】英豪資源大手のリオ・ティントは4日、西オーストラリア州の前先住民問題相で、自身も先住民のベン・ワイアット氏を社外取締役に任命したと発表した。9月に就任する見通しだ。リオは2020年5月、鉄鉱石鉱山拡張のため同州で先住民の遺跡を爆破し世界的な批判を浴びた。

ワイアット氏は弁護士を経て、鉄鉱石鉱山が多くある西オーストラリア州で今年3月まで財務相や先住民問題相を務めた。声明で同氏はリオの遺跡爆破について「深い悲しみと失望を覚えた」と表明したうえで、「リオは文化遺産への取り組みを変える決意を持っている。変革を進めるために新たな経営陣と働くことを楽しみにしている」と述べた。

リオのサイモン・トンプソン会長は「ワイアット氏の持つ公共政策や国際貿易、先住民に関する知識が、取締役会の理解を深めてくれる」との期待を示した。

リオの遺跡爆破を巡っては、批判を受け20年9月に最高経営責任者(CEO)だったジャンセバスチャン・ジャック氏が辞任を表明した。豪国内では爆破以降、資源企業に対して先住民の文化遺跡尊重を求める声が強まっている。豪エネルギー大手ウッドサイド・ペトロリアムも今月2日、ワイアット氏の社外取締役任命を発表している。

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