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比発電大手、再生エネに4000億円強投資

石炭火力の新設が認められないフィリピンで再生エネシフトが進む(3日、比エネルギー省)

【マニラ=志賀優一】フィリピンの発電大手アボイティス・パワーは3日、今後10年で再生可能エネルギーの導入拡大に約1900億ペソ(4200億円)を投じると発表した。2030年までに同社の発電容量のうち再生エネが占める比率を足元の30%以下から半分にまで高める。

太陽光発電や風力発電を増強し、再生エネの発電容量を3700メガワット増やす。北部ルソン島では74メガワット級の太陽光発電設備を建て、22年に商業運転を始める計画だ。30年には同社全体の発電容量(9200メガワット)のうち、4600メガワットを再生エネが占める見通し。現在は多くを化石燃料を使う発電に頼っている。

同社はすでに導入済みの発電容量では同国最大の再生エネ事業者だという。比エネルギー省は石炭火力発電所の新設を認めていない。増加が見込まれる電力需要に、アボイティスは再生エネの拡大で対応する。

石炭火力新設を巡っては、アジア開発銀行(ADB)も融資を今後停止する検討に入った。世界的に脱炭素化に向けた取り組みが進んでおり、東南アジアをはじめ新興国でも再生エネや環境負荷が石炭火力より小さい天然ガス火力発電の導入が増えそうだ。

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