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ベトナム・ビングループ、コロナワクチンを生産へ 

(更新)

【ハノイ=大西智也】ベトナム複合企業最大手のビングループは新型コロナウイルスのワクチン製造事業に参入する。米バイオ企業から、米ファイザーや米モデルナが使うのと同じ「メッセンジャーRNA(mRNA)」ワクチンの技術を導入する。首都ハノイ市内の新工場で2022年初頭からの生産を目指す。

6月に設立した子会社ビンバイオケア・バイオテクノロジーが工場を運営する。総投資額は2億ドル(約220億円)を超え、11月には工場を完成させる予定だ。

米バイオ企業アークトゥルス・セラピューティクスと製造ライセンス契約を結び、最大で年2億回のワクチンを生産する。創業者のファム・ニャット・ブオン会長は「ワクチン生産は国内需要を満たすための非営利事業であり、初期の投資リスクを受け入れる」と述べた。

ワクチンとは別に、コロナ治療薬「レムデシビル」を8月に50万本調達し、寄付することも明らかにした。米製薬大手ギリアド・サイエンシズとの契約でライセンス生産するインド企業と調達で合意に達した。

約1億人の人口を抱えるベトナムで、ワクチン接種を完了した国民の割合は現時点で1%に達していない。感染力の強いインド型(デルタ型)のウイルスが流行するなか、ワクチン調達が最優先課題になっている。

新興企業であるナノジェン製薬バイオテクノロジーが手掛ける国産ワクチンは臨床試験(治験)の最終段階に入っており、政府が近く緊急使用を許可する可能性がある。

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