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エア・インディア、エアアジア系買収 印財閥傘下で再編

(更新)

【ムンバイ=花田亮輔】インド大手財閥タタ・グループの航空会社であるエア・インディアは2日、グループ同業のエアアジア・インディアの全株を取得して傘下の格安航空会社(LCC)と統合すると発表した。エアアジア・インディアはタタ・グループがマレーシアのキャピタルA(旧エアアジア・グループ)との合弁として展開してきた。グループ内で航空事業再編を進め、経営の効率化を図る。

すでにタタ側はグループ統括会社を通じて、エアアジア・インディアの持ち株比率を83.67%にまで引き上げていた。キャピタルAは残るエアアジア・インディア株16.33%をエア・インディアに約15億ルピー(約27億円)で売却し、東南アジア諸国連合(ASEAN)に経営資源を集中させる。

エア・インディアはエアアジア事業を傘下に収めたうえで、2023年末までにLCCを手がける子会社のエア・インディア・エクスプレスとの統合をめざす。ブランド名はエア・インディア・エクスプレスに統一するという。

タタは長らく国営化されていたエア・インディアを1月に傘下に収め、足元ではグループ航空会社の再編に動いてきた。日本の公正取引委員会に当たるインド競争委員会(CCI)には、すでにエアアジア・インディアの全株をエア・インディアが取得する計画が承認されていた。

タタはシンガポール航空との合弁としてビスタラも運営しているが、シンガポール航空は10月にビスタラとエア・インディアの統合などを検討していると明らかにしていた。

インド民間航空総局(DGCA)によると、7~9月の国内航空旅客数シェアはインターグローブ・アビエーションが運営するLCCのインディゴが58%を占める。同期間のビスタラのシェアは9.9%で、エア・インディアは8.7%、エアアジアが5.4%だった。

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