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中国・康泰生物がワクチン工場 英国製、年4億回分

【大連=渡辺伸】中国の製薬会社、深圳康泰生物製品(深圳市)は2日、英アストラゼネカの新型コロナウイルス用ワクチンを生産する工場が中国で完成したと発表した。年間生産能力は4億回となる見通し。販売を始める時期は明らかになっていない。

同ワクチンはアストラゼネカと英オックスフォード大が共同で開発した。康泰生物は2020年8月、中国で同ワクチンを生産・販売することでアストラゼネカと契約を結んだ。その時点では21年末までに年産能力で約2億回を想定していたが、今回の工場完成で能力を2倍に引き上げた形だ。

同社は1992年の設立。B型肝炎などのワクチンを生産・販売しており、深圳証券取引所に上場している。20年1~9月期の売上高は14億元(約230億円)、純利益は4億3300万元。

中国の薬品監督当局は20年12月末、国産品として中国医薬集団(シノファーム)のコロナワクチンの一般向け使用を認めた。科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)も緊急投与を実施している。国家衛生健康委員会の1月20日の発表によると、中国でコロナワクチンを接種した人は延べ1500万人を超えた。

シノバックは年産能力を5億回から2月中に10億回へ高める計画で、広報担当者は日本経済新聞の取材に「需要次第でさらなる能力拡大も可能だ」と述べた。シノファームも20年末の1億回から21年中に10億回へ増やす計画だ。

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