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共同富裕とは 中国、成長の裏で格差拡大

きょうのことば

▼共同富裕 貧富の格差を縮小して社会全体が豊かになるという中国共産党政権が掲げるスローガン。1953年に建国の父、毛沢東氏が提唱した。78年から改革開放に着手した鄧小平氏が唱えた「先に豊かになれる者から豊かになりなさい」という先富論と対比されがちだが、鄧氏も共同富裕を最終目標に据えていた。

理念とは裏腹に、中国が世界第2位の経済大国に成長する過程で格差は拡大した。クレディ・スイスによると、中国富裕層の上位1%による富の占有率は2000年に20.9%だったが、15年に31.5%まで高まった。20年には30.6%まで下がったが、過去20年間の上昇幅は日米欧やインド、ロシア、ブラジルよりも大きい。

7月1日に共産党創立100年を記念した式典で、習近平(シー・ジンピン)総書記(国家主席)は、貧困問題を解決して国民生活にややゆとりがある「小康社会」の全面的な達成を宣言した。習氏は22年秋の党大会で3期目入りをうかがう。共同富裕を前面に打ち出して脱貧困や小康社会に続く重要課題と位置づけ、求心力を高めたいとの思惑も透ける。

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