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サモア、初の女性首相就任へ 混乱収束、豪・NZも祝意

フィアメ氏(中央)はツイラエパ政権で副首相を務めた=AP

【シドニー=松本史】ラジオ・ニュージーランド(RNZ)など複数のメディアは23日、南太平洋の島しょ国サモアで、裁判所が元副首相で女性のフィアメ氏が率いるFAST党を政権政党として認めたと報じた。4月の総選挙から3カ月以上がたち、同国で続いた政治混乱が収束する見通しとなった。

フィアメ氏が首相に就けば、サモア初の女性首相となる。サモアでは4月に議会(一院制、定数51)総選挙が行われ、1998年から首相を務めてきたツイラエパ氏が率いる人権擁護党(HRPP)とFAST党が25議席ずつを獲得した。無所属の当選者がFAST党への合流を表明し、FAST党が勝利したとみられた。

フィアメ氏は5月24日に議会で首相に就任予定だったが、首相を任命する国家元首が議会の開会中止を決定し議事堂を封鎖。フィアメ氏やFAST党の当選者は議事堂の外で就任宣誓を行った。ツイラエパ氏はこの宣誓を違法と非難して退陣を拒否、首相が2人並立する事態となっていた。

RNZはサモアの控訴裁判所が「5月24日に行われた宣誓は憲法にのっとったものであると認めた」と伝えた。フィアメ氏はツイラエパ政権で副首相を務めたが、政治上の対立から昨年9月に辞任した。

オーストラリアのモリソン首相は23日夜、フィアメ氏に祝意を送る声明を発表し「控訴裁判所の最終決定に基づき、サモアのすべての関係者が法の支配や民主主義のプロセスを尊重し、裁判所の判断に従うことが重要だ」と強調した。NZのアーダーン首相も声明で「選挙後に長く続いた不確実性の後、NZは(正常に)機能する政府がもたらす安定を歓迎する」と述べた。

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