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ベトナム鉄鋼大手ホアファット コンテナ製造に参入 

需給逼迫に対応

コンテナ不足でコンテナ船の運賃も高騰している(ホーチミン市)=ロイター

【ハノイ=大西智也】ベトナム鉄鋼大手のホアファット・グループは輸送用のコンテナ製造に参入する。北部ハイフォン市と南部の2カ所に新工場を建設し、2022年夏に生産を始める計画で、自社グループが生産する約2割の熱延コイルを消費するもようだ。コンテナの需給逼迫に対応する。

2工場のコンテナ年産能力は50万TEU(TEUは20フィートコンテナ換算)。南部の工場については建設地を調整中だ。コンテナには中部クアンガイ省のズンクアット製鉄所の高炉でつくる鋼材を原料にした熱延コイルを使用する。同社によると、50万TEUのコンテナを生産するために100万㌧の熱延コイルを使用する。

現地メディアによると、ベトナムでは輸出業者や海運会社などを中国企業に頼っている。コンテナをベトナム国内で製造する企業がなく、自国での生産が求められていた。ホアファット・グループのグエン・マイン・トゥアン副会長は「自社が生産した特殊鋼を活用できるため、コンテナは高い価格競争力がある」と強調する。

世界的なコンテナ不足は今後も続くとみられている。生産地のアジアから主に北米に海上輸送されたコンテナが現地の新型コロナウイルス対策などで荷揚げ作業が滞り、滞留している。巣ごもり生活に合わせた家具や日用品の海上輸送が増加していることも影響している。

ホアファットは19年に約3千億円を投じて中部クアンガイ省で高炉一貫製鉄所の操業を開始した。20年から熱延コイルの出荷を始めている。

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