東南アジアも「倍速利上げ」 通貨安歯止め狙う
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【シンガポール=中野貴司】東南アジアの中央銀行が利上げを加速している。インフレが止まらないほか、自国通貨安が進んでいるためで、フィリピンやインドネシアは通常の2倍以上の利上げ幅となる「倍速利上げ」に踏み切った。今後も米連邦準備理事会(FRB)の利上げに追随する見通しだが、急ピッチの利上げの副作用で景気が減速する懸念も出ている。
フィリピンとインドネシアは9月下旬、政策金利を0.5%引き上げ、共に...
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