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中国新興EVのNIO、21年の研究開発費2倍

800億円超、新型電池開発などに充当

上海蔚来汽車(NIO)の20年12月期決算は最終赤字だったが赤字額は縮小した(広東省広州市の展示)

【広州=川上尚志】中国の新興電気自動車(EV)メーカー、上海蔚来汽車(NIO)は2日、2021年12月期の研究開発費を前の期に比べ倍の約50億元(約830億円)にする方針を明らかにした。同社は1月、EVの航続距離を1千キロメートル超まで伸ばせるとする新型の電池を「22年10~12月期に実用化する」と公表しており、関連技術の開発などを進めるとみられる。

同日開いた20年12月期の決算発表の電話会見で明らかにした。李斌・最高経営責任者(CEO)は「研究開発投資を増やし、核心的な技術や新型車の開発、量産などを進める」と説明。20年12月期は24億元と19年12月期比で約4割減らしたが、再び積み増す。

足元では半導体や電池の不足感が強まっており、EVの生産能力は月7500台に制限されているという。李CEOは「今年7月には(部品の)供給が追いつくだろう」との見通しを示した。「年末には年15万~30万台の生産能力を実現する計画だ」とも述べた。

20年12月期業績は売上高が前の期比2.1倍の162億元、最終損益は53億元の赤字(前の期は112億元の赤字)だった。20年の新車販売台数は19年比2.1倍の4万3728台で、赤字幅は縮小した。

NIOは14年設立で中国の有力な新興EVメーカーとして知られる。18年9月に米ニューヨーク証券取引所に上場した。

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