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中国外交トップ、米に対話呼びかけ

2013年12月、北京の人民大会堂で中国の習近平国家主席(右)と握手するバイデン米副大統領(当時)=新華社・共同

【北京=羽田野主】中国外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員は2日、米国の企業家らを前にオンラインで講演した。バイデン米政権に「(中米)関係を再び予測可能で建設的な軌道に戻すのは(中米の)共通の責務だ」と述べ、対話の再開を呼びかけた。

中国外務省が講演の内容を発表した。楊氏は「中国は米国とともに努力して、相互を尊重するウィンウィンの関係を推進したい」と話した。

新型コロナウイルス対策と経済再生、気候変動問題の3つを挙げて、米中が「連携できる余地はとても大きい」と強調した。

楊氏はトランプ前政権に関して「極端に誤った反中政策を実行して、両国関係を国交樹立して以来、かつてない深刻な困難に陥らせた」と非難した。米中のデカップリング(分断)や「新冷戦」を推し進めようとして「中米関係を深刻に破壊した」と批判した。トランプ前政権を批判したのはバイデン政権が対中強硬策を続けないようにけん制する狙いがあるとみられる。

楊氏は「(中国大陸と台湾は一つの国とする)一つの中国の原則を厳格に順守すべきだ」とも指摘した。

また香港やチベット、新疆ウイグル自治区問題について「米国は介入するのをやめるべきだ」と語った。そうしなければ「中米関係と米国の利益は深刻に損なわれるだろう」と、中国が「核心的利益」と位置づける問題では一歩も譲らない構えを見せた。

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