香港政策、中国共産党が直轄へ 地元紙報道
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【香港=木原雄士】複数の香港メディアは2日までに、中国政府で香港政策を統括する香港マカオ事務弁公室が中国共産党中央委員会の直轄組織に格上げされる見通しだと報じた。習近平(シー・ジンピン)指導部による香港への関与や締め付けを強める狙いとみられる。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、2月28日に閉幕した共産党の重要会議、第20期中央委員会第2回全体会議(2中全会)で了承された。中国の...

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。
■「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
■「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます