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ベトジェット、2020年黒字確保 貨物事業が好調

2020年に黒字を確保したベトジェットエア=ロイター

【ハノイ=大西智也】ベトナム格安航空会社(LCC)最大手、ベトジェットエアが発表した2020年の連結純利益は前の年に比べ98%減の700億ドン(約3億円)だった。20年初めからの新型コロナウイルスの影響で旅客需要が大きく減少したが、貨物事業に力を入れ黒字を確保した。

同社はホーチミン証券取引所に上場している。主力の旅客事業の落ち込みを支えるため航空貨物などを強化し、こういった非中核事業が売上高の過半に達した。航空貨物事業は利益率が高い。米国や欧州向けに参入し、売上高は16%増えた。20年10~12月期に限ると前年同期比の増加率は75%に達した。

コスト削減も業績に貢献した。取引先と20~25%のコスト削減交渉を進め、1日の運用コストを少なくとも10%削減した。先物取引によるヘッジも活用することで、燃料費を市場価格で購入するよりも25%減らしたという。

20年はコロナの影響で3月下旬からすべての国際線を運休した。国内線は5月末までに国内全45路線の運航を再開したものの、全路線の旅客需要は19年と比べて4割減少した。ドル箱の首都ハノイと商業都市のホーチミン市を結ぶ路線で旅客需要に応じて機材を柔軟に運用することで、業績悪化を最小限に食い止めたもようだ。同社は「人員削減をせずに利益を上げている世界でも数少ない航空会社」だと説明している。

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