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金与正氏、脱北者団体のビラに反発 「深刻な挑発」

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は2日、韓国の脱北者団体が北朝鮮を批判するビラを飛ばしたことに「汚らわしい行為に不快感を隠せない」と反発する談話を出した。韓国政府が阻止しなかったと非難し「深刻な挑発と受け止め、相応した行動を検討する」と警告した。

北朝鮮の金正恩総書記の妹、金与正氏=ロイター

ビラは韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」が4月下旬、約50万枚を南北の軍事境界線付近から大型風船を使って飛ばした。ビラを飛ばす行為を禁じる法律は韓国で3月末に施行されたが、団体が強行した。

 韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」が散布したとする北朝鮮を批判するビラ(団体提供・共同)

金与正氏は2020年にも、脱北者団体の行為を黙認しているとして韓国政府を非難。報復として北朝鮮の開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を同年6月に爆破した。団体によると、ビラには「核ロケットの挑発に狂ってしまった金正恩(キム・ジョンウン)を人類が糾弾する」などと書き込まれた。

一方、北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長も2日に談話を出し、バイデン米大統領が議会演説で北朝鮮を「深刻な脅威だ」と指摘したことを「大きな間違いを犯した」と批判した。

米国がなお北朝鮮を敵視する政策を続けているとして「我々はやむを得ず相応の措置を講じなければならず、時間がたつほど米国は非常に深刻な状況に直面することになる」と警告した。

談話はいずれも朝鮮中央通信が伝えた。

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