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エア・インディアCEOを辞退、トルコの航空大手前会長

【ムンバイ=花田亮輔】インド最大財閥タタ・グループの統括会社タタ・サンズは1日、傘下の航空会社エア・インディアの最高経営責任者(CEO)に内定していたイルケル・アイジュ氏が就任を辞退したと明らかにした。トルコのターキッシュエアラインズ前会長のアイジュ氏の起用を巡っては、トルコ政府とのつながりを理由に一部で批判の声が出ていた。

現在、エア・インディアはCEO不在で、タタ・サンズの広報担当は新たな候補者の有無などについてコメントを避けた。

タタ・グループは長く国営航空だったエア・インディアを1月に傘下に収め、2月にアイジュ氏のCEO起用を発表した。4月1日に就任予定だったアイジュ氏は、トルコ政府も株式を保有するターキッシュエアラインズの会長を務めてきた。

インドはカシミール地方の領有権などを巡ってパキスタンと争っており、トルコのエルドアン大統領はパキスタン寄りの立場を示してきた。

与党インド人民党(BJP)に近い民族主義団体は地元メディアに対し、アイジュ氏の任命について「国家安全保障の問題だ。エルドアン大統領とのつながりは懸念事項であり、徹底的にチェックされなければならない」と語っていた。

タタ・サンズによると、アイジュ氏は辞退にあたり「私の任命を好ましくない色に染め上げようとする、一部のインドメディアの報道を注意深く見てきた」と振り返った。そのうえで「このような状況で(CEOを)引き受けるのは不可能、かつ不名誉との結論に至った」と語ったという。

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