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タイのサイアム商銀、ディーン&デルーカ株26%取得

(更新)
バンコクの「ディーン&デルーカ」の店舗(19年10月)

【バンコク=岸本まりみ】タイのサイアム商業銀行(SCB)は1日、高級食料品・カフェチェーン「ディーン&デルーカ」を展開する米ディーン&デルーカの発行済み株式の26%を取得したと発表した。ディーン&デルーカはタイの不動産大手ペース・デベロップメント傘下で業績不振が続いている。

ペースは2014年にディーン&デルーカを傘下に収めた。だが本業の不動産事業で業績が悪化し、20年4月に経営破綻した。現在は経営再建の途上にあるが、SCBへの債務が返済不能になっていた。

ディーン&デルーカの株式はペース子会社のペース・フード・リテールズが保有する。SCBはディーン&デルーカの新規発行株を取得し、4583万ドル(約47億円)相当の債務を株式に振り替える。これにより、ディーン&デルーカの株式はペース・フード・リテールズが74%、SCBが26%持つことになる。

ペースは米国でディーン&デルーカの規模縮小を進めてきた。ディーン&デルーカはペース傘下で業績がさらに悪化し、20年3月には米連邦破産法11条(チャプター11)を申請した。

ペースは1日、タイ証券取引所への報告で「ディーン&デルーカは事業再生計画を完了するための条件を完全に満たした」とし、SCBの参画をディーン&デルーカの立て直しにつなげる。

日本のディーン&デルーカはオイシックス・ラ・大地の関連会社、ウェルカム(東京・目黒)がブランド展開を担っており、ペース社の運営状況は直接影響を及ぼさない。

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