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フィリピンでワクチン接種開始 シノバック製

マニラの病院でシノバック製ワクチンを接種する医療関係者(1日)=フィリピン大統領府提供

【マニラ=遠藤淳】フィリピンで1日、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンで、医療従事者らが接種を受けた。今後、国民への接種を急ぎ、早期の経済再開を目指す。

ワクチン接種はまず、マニラ首都圏にある6病院で医療従事者らを対象に開始。政府からはコロナ対策の責任者のカリート・ガルベス氏らが接種を受けた。同氏は「希望する医療従事者は3月末までに接種を完了したい」と話した。

今回投与されるシノバック製ワクチンは中国から無償提供された60万回分で、中国空軍機で2月28日にマニラの空軍基地に運ばれた。ワクチン到着を歓迎する式典でドゥテルテ大統領は駐比中国大使を前に「年末までにすべてが落ち着いたら、中国に行って、個人的に習近平(シー・ジンピン)国家主席に謝意を伝えたい」と述べた。

ただ、ドゥテルテ氏自身は現在75歳のため、医師から「シノバック製ワクチンの対象年齢から外れており、接種を推奨しない」と言われたという。

フィリピンの2月28日時点の累計の感染者数は53万4271人、死者数は1万2318人。政府が2020年3月中旬から1年近くにわたり外出・移動制限を敷いた影響で経済が停滞している。ワクチンを公平に分配するための国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて英アストラゼネカ製のワクチンも近く受け取る予定で、ドゥテルテ氏は2000万~4000万回分のワクチンを入手すれば、制限を解除する意向を示した。

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