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台湾・蔡総統、中国に対話を呼びかけ 新年談話

台湾の蔡総統は、中国の姿勢を批判しつつも、対話を呼びかけた=ロイター

【台北=中村裕】台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は1日、新年の談話を発表し、統一圧力を強める中国について「中国が対立を解消し、関係改善の意思があるなら、我々も有意義な対話を促進するために協力したい」と述べ、改めて対話を呼びかけた。

蔡総統は「特にこの1年間は中国の軍用機や軍艦が台湾周辺で頻繁に活動を行い、(台中の)両岸関係に影響を与え、インド太平洋地域の平和と安定も脅かした」とも指摘し、中国を批判した。

ただ今年の談話では、昨年に比べ、中国への批判が大幅に減った。昨年は、中国に対して「信用は既に破綻した。『一国二制度』を台湾が受け入れるのは不可能だ」などと対中強硬路線を鮮明にした。今年は対中政策で「リスクを冒さない」と語るなど内容、量ともに批判は控えられた形だ。

一方で「(米中対立などが続くなか)グローバル戦略の観点から、台湾の立場がますます重要になってきた。私は総統として、こうした不安定な国際情勢の中で台湾の持続的な生存のために、より慎重な計画を立てなければならない」と語った。

さらに蔡総統は、中国などを念頭に「台湾にどんなに大変なことがあっても、みんなで力を合わせれば乗り越えられると思う」と、結束を呼びかけた。

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