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半導体を巡るゲームチェンジ 日本再浮上の活路は

上級論説委員 西條 都夫

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パーソナルコンピューターの父と呼ばれるアラン・ケイ博士はかつて「ソフトウエアを本気で考える人は、自分でハードウエアを作ることになる」と述べた。

この言葉は21世紀の今も正しいようだ。ビッグデータや人工知能(AI)、自動運転、「ビヨンド5G」など新技術が社会の隅々に浸透し、暮らしや経済を進化させるには、ソフトやアルゴリズムの高度化だけでは足りない。

膨大なデータ処理や複雑な計算を瞬時に、かつ(今後一段と重要さを増すだろう)低消費電力で実行するハードウエア、つまり優れた半導体なしでは「ソサエティー5.0」もデータ駆動型経済もおそらく絵に描いた餅だ。

米国のアップルやグーグルなどGAFA各社が近年、自社で設計するテーラーメード型の専用半導体を重視し始めたのも、汎用半導体に頼るばかりではサービス展開に限界があると悟ったからだ。

有力AI企業のプリファード・ネットワークス(東京・千代田)が、深層学習に欠かせない行列演算に特化した専用プロセッサーをつくったのも同じ理由である。同社の西川徹最高経営責任者は「AI時代はコンピューティングパワー(計算力)が各企業や、ひいては一国の競争力を規定する。そのための中核部品が半導体...

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