水道・シューズ発のスーツ 市場の閉塞、よそ者が破る
通勤スタイル革命㊤
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時代の節目に伴い、消費スタイルの定型は崩れていく。環境志向の高まりを受けたクールビズでネクタイルックが廃れ、3月11日で発生10年になる東日本大震災では女性のヒールが低くなり、スニーカースタイルが急増した。
新型コロナウイルスの感染拡大で、割を食ったのは言うまでもなくスーツだ。象徴的なニュースが青山商事が専門店の約2割にあたる約160店を閉鎖するという動きだが、一方で新たな通勤着スタイルが定着し...
大型ヒット商品が生まれにくい時代に勝つマーケティングとは何か。その発想や条件を探ります。