社会課題解決の新手法(5) 成果連動のまちづくり
龍谷大学教授 深尾昌峰
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インパクト投資をまちづくりに活用する動きもあります。英国が発祥で、日本でも2015年ごろから導入が始まったソーシャルインパクトボンド(SIB)もその一つです。
SIBは成果連動型の投資手法で、日本においてはヘルスケア分野を中心に多くの事例が見られます。一例が大阪府豊中市の禁煙支援プログラムです。スマートフォン専用アプリを活用して、看護師などの医療資格保有者によるオンライン面談、禁煙補助薬の配送など...
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