知らないと損する扶養 税と社会保険で大違い - 日本経済新聞
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知らないと損する扶養 税と社会保険で大違い

お金を殖やすツボとドツボ(33)

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ハナ(29) 入社7年目、メーカー勤務。資産形成に興味がある。話がつまらなくなると、眠る癖がある。
岡根(32) パーソナルファイナンス(個人向けの資産形成論)を教える大学講師。ハナのサークルの先輩。

ハナ 給料が増えなくても手取りを増やす方法ってない?

岡根 無理そうだけど実はある。例えば扶養の仕組みをフル活用すること。そうすれば健康保険なら被扶養者は健康保険料を払わなくてすむし、税金なら扶養者の税負担が軽くなる。でも実際は十分活用できていない。大きな理由は、税と社会保険の仕組みの違いが理解されていないからじゃないかな。

ハナ そもそも扶養の条件って?

岡根 社会保険では、例えば健康保険の扶養は60歳未満の配偶者なら通常は年収130万円未満が対象。会社員だった女性が10月に退職、しばらく働かないつもりだとする。この時点でこの年の収入は300万円だったので夫の扶養に入れないと思い、11月から自分で国民健康保険や国民年金に加入して保険料を払っていた。これは正しい?

ハナ えっと、年収130万円以上だから

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お金の制約なしに人生の様々な選択ができる経済的自由(Financial Freedom)。それに近づくために必要な運用や社会保障の知識を、会話形式でわかりやすく伝えるコラムです。

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