転換期の社会と大学(下) 地方の国公私大、連携を
鬼頭宏 公立大学協会長
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人口減少が続く地方の大学のあり方は高等教育政策の焦点の一つだ。公立大学協会の鬼頭宏会長(静岡県立大学長)は国公私立大の連携・統合の推進と公立大改革が必要だと指摘する。
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今、世界では新たな文明への転換が始まっている。人口拡大と経済成長を実現させた産業文明は、その代償として資源枯渇の懸念、生態系破壊、地球環境問題、社会の分断をもたらした。
こうした課題を解決するためには、再生可能エネルギーに基礎を...
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