火星に生命の証拠は見つかるか? 米探査機が着陸
科学記者の目 編集委員 小玉祥司
[有料会員限定]
米国の火星探査機が日本時間の2月19日午前6時ごろに火星に着陸した。移動しながら火星を調べるタイプの着陸は9年ぶり。今回の探査で火星の土壌のサンプルを集め、将来、別の探査機を使って地球に持ち帰る計画も進む。火星には過去に豊富な水があったと考えられており、今回こそ生命の証拠がみつかるのではないかと期待される。
着陸した「パーシビアランス」は車輪を備えて自力で走行するローバー(探査車)と呼ばれるタイプ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1661文字