米国の対中姿勢、厳しいままか R・マクレガー氏
豪ロウイー研究所シニアフェロー
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米国のバイデン米大統領は就任早々、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰、世界保健機関(WHO)脱退取りやめなどに関する大統領令を出した。一方、バイデン政権は中国による新疆ウイグル自治区での弾圧について、「ジェノサイド(民族大量虐殺)にあたる」というトランプ前政権の主張を踏襲したかたちだ。米国務省は、台湾との緊密な関係を維持する意向を鮮明にした。バイデン政権が対中政策で前政権からの継続性を...
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