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マタタビは「蚊よけ」にも ネコの利用、岩手大が解明

マタタビの物質を含むろ紙に顔をこすりつけるネコ=岩手大学提供

ネコがマタタビを体にこすりつけるのは蚊を避けるためだったとする論文を、岩手大学の宮崎雅雄教授と大学院生の上野山怜子さんが英リバプール大学などと共同でまとめた。マタタビの葉や実を与えるとネコは喜ぶようなしぐさをみせる。香りをかぐだけでなく、顔や体を押しつけて転げ回る様子は江戸時代の浮世絵でも紹介されていたが、理由は謎だった。

マタタビを調べると「ネペタラクトール」という物質に蚊を寄せ付けない作用があった。この物質を頭に塗ったネコを蚊30匹と一緒にすると、頭の上に乗る蚊の数が半減した。

蚊は病気を媒介する。フィラリアという病気は寄生虫がネコの心臓や肺に感染し、死に至る場合もある。ネコが身を守るのにマタタビを利用している可能性が高いと研究グループは結論づけた。

ジャガーやアムールヒョウなど大型のネコ科動物も、この物質を含んだろ紙に体をこすりつけた。

研究グループはこの物質が虫よけ剤の開発にもつながると期待している。

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