/

はやぶさ2、小惑星の砂は5.4グラム 目標の50倍超

(更新)
 オーストラリアの砂漠で回収される「はやぶさ2」のカプセル=6日(JAXA提供)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、探査機「はやぶさ2」が地球に届けたカプセルに入っていた小惑星「りゅうぐう」の砂などの試料は全体で約5.4グラムだったと発表した。0.1グラムとしていた目標の50倍を超える大量の試料採取に成功した。様々な実験や分析が可能となり、太陽系の成り立ちなどをめぐる研究成果が期待される。

JAXAは小惑星の試料が入っている容器をカプセルから取り出し、打ち上げ前と重量を比較した。重量の差分から、容器の中に入っている砂などの試料の重さは全体で約5.4グラムと求めた。はやぶさ2は小惑星に2回着陸して砂の採取に成功しており、その合計になる。JAXAは分析に最低限必要な試料として0.1グラム以上を目標としていたが、はるかに上回る量の採取に成功した。

小惑星「りゅうぐう」(JAXA、東大など提供)

容器のうち、はやぶさ2の1回目の着陸の試料が入っている小部屋は15日に開封され、数ミリメートルサイズの大きな黒い砂粒が多数入っていた。初代はやぶさが持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子に比べ、十分な大きさと量の試料を採取できたことになり、可能な実験や分析の幅が格段に広がる。

炭素や水が豊富とされる小惑星りゅうぐうの物質は、太陽系の成り立ちや地球の生命の起源を探る研究で貴重な手がかりになると考えられている。2021年6月以降、本格的な分析が始まる予定だ。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン