環境省、「カーボンプライシング」検討再開へ
小泉進次郎環境相は11日の閣議後の記者会見で「年明けからカーボンプライシングの検討を再開する」と述べた。2050年の温暖化ガス排出実質ゼロの目標達成に向け、温暖化ガスの排出に課税する炭素税や排出量取引によって脱炭素を加速させる狙い。 小泉環境相は「来年の最大の目標はカーボンプライシングの導入だ」と強調した。
カーボンプライシングの活用を巡って環境省は、17年から専門家や業界関係者による検討会などを開き検討してきた。ただエネルギーコスト上昇による国民生活や産業界への影響を懸念する声などもあがっている。
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