コロナ下、潜む進行がん 発見遅れで死亡数増も懸念
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今後数年間に、進行したがんの患者やがんによる死亡者が増加するとの懸念ががん治療の専門家の間で広まっている。新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、病院を受診する新規患者数が減少したり、がん検診の受診数の減少などが続いているからだ。海外では発見などの遅れががん死亡数の増加につながるとする研究も出てきた。
国内有数のがん治療施設のがん研究会有明病院(東京・江東)の関満朗医事部長は「こんなに新患数が落ち...
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