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うつ病を脳画像から判別、精度7割 ATRなど技術開発

うつ病の疑いがある患者は、医師(写真は臨床心理士)が症状を尋ねたり心理テストをしたりして判断。見極めが難しいのが課題だった

国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)などは、うつ病患者を脳の画像から見分ける技術を開発した。磁気共鳴画像装置(MRI)で撮った画像データを人工知能(AI)の一種である機械学習で分析し、健康な人と患者を約70%の精度で判別できる。2022年度の実用化をめざす。研究成果の詳細が8日、科学誌に掲載される。

うつ病の疑いがある患者は、医師が症状を尋ねたり心理テストをしたりして判断する。見極めが難しいのが課題だった。

開発した技術はMRIの画像をもとに脳の領域ごとの活動の強さを調べる。領域同士で活動の様子が似ているかを調べ、うつ病患者に特有のパターンを探る。広島大学など国内4施設で健康な人と患者計約700人の画像データを集め、機械学習で分析した。山口大学などで取得した別の約500人のデータを使っても、約70%の精度で見分けた。

新技術を活用すれば、診断の際の判断指標が増え、うつ病の適切な治療につなげやすくなるという。アルツハイマー型認知症では、既にMRIなどを用いた検査があった。

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