パワー半導体、米先行し日本追走 中韓が猛追
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発電装置や鉄道車両など電圧が高く大きな電気を流す分野で利用する「パワー半導体」が、脱炭素の重要な技術として脚光を浴び始めた。研究に蓄積がある日本は半導体分野では珍しく強い競争力を保ち、米国と先頭を競う。将来性を見込み韓国・中国勢も追い上げる。特許や研究費獲得などを分析するアスタミューゼ(東京・千代田)のデータを基に、世界の動向を探った。
パワー半導体の材料は炭化ケイ素と窒化ガリウムが主流で、酸化ガ...
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