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JR本州3社の損益改善 10~12月、東海は黒字確保

JR本州3社の2020年10~12月期の連結決算が29日に出そろった。「Go To」の効果もあって運輸収入は回復が続き、JR東日本JR西日本の最終赤字幅は7~9月期から縮小。JR東海は3四半期ぶりに最終黒字を確保した。ただ、足元では新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で再び落ち込んでいる。

JR東が29日に発表した20年10~12月期の連結最終損益は302億円の赤字(前年同期は629億円の黒字)だった。赤字幅は7~9月期の1090億円から縮小した。運輸収入は前年同期比37%減で、7~9月期の48%減から改善した。

JR東海が同日発表した20年10~12月期の連結純利益は同98%減の20億円と3社で唯一、黒字を確保した。運輸収入は54%減だったが、同社はJR東やJR西に比べて損益分岐点が低い。

JR東は21年3月期通期の業績予想を下方修正した。一方、JR西とJR東海は予想を据え置いたが、下振れリスクもくすぶる。

JR東海の通期の業績予想は、3月末にかけて運輸収入がコロナ前と比べ40%減の水準まで戻ることが前提だ。しかし、運輸収入の9割を占める新幹線の1月の輸送量は28日まで前年同期比75%減で推移している。大幅減収が続いた場合に備え、1月下旬に2000億円のコマーシャルペーパー(CP)を発行した。

JR西も1月1~14日の新幹線利用が前年同期比71%減となるなど回復にブレーキがかかっており、「(シナリオ通りに回復するか)楽観はできない」(長谷川一明社長)。10~12月に社債とCPで約700億円を調達している。

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