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エムスリー4~12月期、純利益61%増 医薬サイト好調

エムスリーが29日発表した2020年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比61%増の267億円だった。同期間としては過去最高。新型コロナウイルスの流行を背景に、運営する医薬品情報サイトの利用が伸びており、製薬会社から受け取る利用料収入が増えた。21年3月期通期も最高益を更新する公算が大きい。

売上高にあたる売上収益は28%増の1237億円だった。同社は医療従事者向けに医療関連情報などを提供するサイト「エムスリードットコム」を運営し、国内の医師の9割が登録している。同サイトを通じて医薬品などの情報を医師に提供する製薬会社がエムスリーに支払う利用料が増え、利益面を押し上げた。

コロナ禍で感染を避けるために、医薬情報担当者(MR)の来院自粛を求める医療機関は多い。MRの活動が制限される中で、製薬会社から代替手段として需要が増えている。同様のビジネスを手掛ける海外でも、中国などアジア地域を中心に成長を続けている。米国での臨床試験(治験)を支援する事業でコロナワクチン関連の受注も伸び、海外部門のセグメント利益は8割増加した。

21年3月期通期の業績見通しは、新型コロナの影響を合理的に算出することが困難として、引き続き「未定」とした。市場予想の平均(QUICKコンセンサス)は売上収益が前期比23%増の1607億円、純利益は50%増の324億円を見込む。純利益は既に前期の通期実績を上回っており、今期も最高益を更新する可能性が高い。

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