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JR西、4四半期連続で最終赤字 10~12月は337億円

JR西日本が28日に発表した2020年10~12月期の連結決算は、最終損益が337億円の赤字(前年同期は366億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大により主力の鉄道事業で利用の減少が続く。20年10~11月は政府の観光支援策「Go To トラベル」の追い風を受けたが、落ち込みは補えず四半期ベースで4期連続の最終赤字となった。

売上高は2550億円と35%減った。運輸収入(単体)は42%減の1328億円。新幹線など長距離路線を中心に落ち込みが続いた。月次の運輸収入は「Go To トラベル」の恩恵を受けた20年10月や11月でも前年同月比6~7割程度にとどまる。営業損益は308億円の赤字(前年同期は623億円の黒字)だった。非運輸部門でも物販・飲食やホテル、旅行業が振るわなかった。

20年4~12月期では、新型コロナによる減収額が連結で5060億円に達した。特に運輸業では3628億円と移動自粛の影響を大きく受ける。超勤手当や広告宣伝費の削減などでコストの抑制も進め、20年4~12月期の連結の営業費用は8206億円と15%減った。

21年3月期通期は売上高が前期比39%減の9200億円、最終損益は2400億円の赤字(前期は893億円の黒字)を見込む従来予想を据え置いた。「先行きに不透明感が増しているものの、おおむね想定の範囲内で推移している」(同社)ため。ただ、新型コロナの感染再拡大で1月上旬(1~14日)の運輸収入は前年同期比約5割減と大きく落ち込む。利用の落ち込みに対応して2月1日から在来線の特急を減便。社員を一時的に休ませる一時帰休も2月1日から2月末まで1日当たり1000人規模で実施する。

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