/

リンガハット、劣後ローンや新株予約権で73億円調達

ちゃんぽん店を運営するリンガーハットは26日、劣後ローンと新株予約権の発行で約73億円を調達すると発表した。新型コロナウイルスの影響で売り上げが大幅に減少し、資金が流出している。資本の増強で財務を改善するとともに、調達した資金を冷凍食品の製造ラインや店舗改装の投資に充てる。

劣後ローンの借り入れは29日付で、返済期間は8年間。三菱UFJ銀行から30億円、十八親和銀行から20億円を調達する。リンガーハットが劣後ローンで資金を調達するのは初めて。劣後ローンは破綻時の返済順位が一般の債権より低く、資本性があるとみなされる。今回のケースは全額が資本と認められる。

劣後ローンに加え、モルガン・スタンレーMUFG証券を割当先とする新株予約権の発行で最大23億円を調達する。すべて行使した場合の希薄化率は約3.8%。コロナ下で需要が拡大する冷凍食品の製造ラインの増強に10億円、座席の間隔確保やテークアウト専用窓口の設置などを検討している既存店舗の改装に約13億円を投資する予定だ。

2020年3~11月期の連結売上高は前年同期比28%減の254億円、最終損益は73億円の赤字(前年同期は4億2400万円の黒字)だった。11月末の自己資本比率は34%と2月末に比べて20ポイント程度低下した。21年2月期の最終損益は87億円の赤字(前期は2億1000万円の赤字)の見通し。劣後ローンを資本とみなせば50%以上の自己資本比率を確保できるという。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン