自動車株の上値重く 半導体不足・EV遅れ懸念
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株式市場で自動車メーカーの株価の上値の重さが目立っている。短期的には半導体の供給不足に対する懸念、中長期的に電気自動車(EV)シフトの遅れをマイナス材料視する声が出ている。自動車の生産や運搬への影響を考慮した売りは海運や鉄鋼などの業種に波及している。
26日の東京株式市場ではトヨタ自動車が前日比2%安の7500円と約1カ月半ぶりの安値で引けた。ホンダや日産自動車など他メーカーも軟調だった。「半導体需給の逼迫が短期的な懸念要因...
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