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サイバー、一時10%安 減益決算で失望売り

銘柄診断

28日の東京株式市場でサイバーエージェント株が急落した。一時前日比760円(10%)安の6750円と、約1カ月半ぶりの安値をつけた。前日に発表した2020年10~12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比9%減の70億円だった。事前の市場予想平均(約86億円)に届かず、失望売りが出た。

終値は690円(9%)安の6820円だった。売買代金は前日から8割増えた。

20年10~12月期はスマートフォン向けのゲーム事業が振るわなかった。主力の「グランブルーファンタジー」などの課金収入が落ちこみ、同事業の営業利益は78%減の11億円だった。「株価が高値圏にあったこともあり、売り圧力が大きくなったようだ」(岡三証券の小川佳紀氏)

もっとも「過度な悲観は不要」(JPモルガン証券の森はるか氏)との見方は多い。2月には大型の新作ゲームを投入予定だ。インターネット広告の受注は堅調で、ネットテレビ「ABEMA」も赤字幅が縮小している。みずほ証券の岸本晃知氏は「(21年9月期通期の)下期の利益回復が期待される」と指摘する。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進むなどして景気が回復すれば広告需要の復調も見込まれる。市場では「業績の先行きを考えると下値は限られる」(国内証券)との見方が聞かれる。

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