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GSユアサ、年初来高値 「50年排出ゼロ」で電池期待

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23日の東京株式市場でジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)株が一時、前日比61円(2%)高の2809円となり、連日で年初来高値を更新した。政府が2050年に温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を打ち出し、自動車の電動化や蓄電池システムに活用されるリチウムイオン電池に期待が集まっている。自動車向けの回復期待も重なり、買いが膨らんだ。

終値は16円(1%)高の2764円。コロナ禍での新車生産の低迷などを受け、株価は3月に1100円台まで下落していた。10月末に政府がカーボンニュートラルを宣言すると、株価の上昇が鮮明になった。

長期成長のカギを握るのはリチウムイオン電池だ。政府が打ち出す見通しの、国内の新車販売を30年代半ばまでに電動車にするという目標の対象には、ハイブリッド車(HV)も含まれるもよう。HV向け電池の生産能力拡大を続けている。

価格競争が激しい電気自動車(EV)向け電池を巡る戦略転換も収益改善期待につながっている。三菱自動車などとの共同出資会社の一部設備を買い取り、風力発電向け蓄電池など産業用途に切り替える。

21年3月期の連結売上高は前期比4%減の3800億円、営業利益は26%減の160億円を見込む。自動車生産は持ち直しつつあるが上期の低迷が響く。もっとも大和証券の栄哲史アナリストは15日付リポートで「来期、再来期に向けて、増益を維持、もしくは最高益更新が続く」と予測する企業群にGSユアサを組み込んだ。実際に収益回復を実現していけるかが株高の持続力を左右する。

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