昭和電工、株価復調に必要な「成長事業」の未来図
証券部 生田弦己
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昭和電工が旧日立化成(現昭和電工マテリアルズ)との経営統合でめざす長期ビジョンを策定した。「成長事業」と位置付けた3部門の売上高を5年後に8割増の4100億円にすると強く打ち出したが、株価は長期的な低迷から脱せていない。市場を振り向かせるには成長事業の姿をもっと詳しく描いた未来図が必要だ。
「2社の技術を掛け合わせて素材にイノベーションを起こす」。昭和電工の森川宏平社長は10日、長期ビジョン発表の記者会見...
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