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川重、2日で15%下落 米脱線事故の影響懸念

銘柄診断

20日の東京株式市場で川崎重工業株が大幅に続落し、一時前日比250円(10%)安まで売られた。終値ベースでは2日で15%下げた。米ワシントン首都圏で12日に発生した地下鉄脱線事故を巡り、米当局が18日、同社製の車両を使用する他の地域の交通局に注意喚起した。不具合への対応が必要になった場合の費用や今後の米国事業への悪影響などが嫌気され、機関投資家の売りが広がった。

米国家運輸安全委員会(NTSB)によると、事故車両と同種の車両では事故前からたびたび不具合が発生していたという。不具合の原因や脱線との関連性は特定されていない。

川重は2019年3月期にも米国の鉄道車両で配線不良が判明し、改修に50億円程度の費用を計上した。今回も「改修費が発生する可能性がある」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真氏)ほか、訴訟リスクの懸念もある。

JPモルガン証券の佐野友彦氏は「調査の結果次第では将来の米国事業での受注競争にも響きかねない」と指摘。「車両事業は前期まで4期連続の赤字で、同事業のマネジメントへの懸念も高まった」という。

川重はNTSBなどの要請に従い、現地での調査に協力している。足元では円安効果などで好業績への期待が高まっていたが、しばらくは調査の行方が焦点になりそうだ。

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