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トランスG、ストップ高 PCR検査受託増を好感

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19日の東京株式市場で遺伝子解析を手掛けるトランスジェニック株が急伸した。株価は終日、制限値幅の上限(ストップ高水準)の買い気配で推移し、大引けで前日比80円(17%)高の549円で配分された。18日の取引終了後に2021年3月期の連結業績予想を大幅に上方修正したことなどが好感され、個人投資家を中心に買いが集まった。

株価の上昇率は19日の東証マザーズで3位だった。21年3月期の最終損益は5億~6億5000万円の黒字(前期は4億4000万円の赤字)と過去最高益になる見通しで、従来予想から2億2000万~3億7000万円引き上げた。上方修正の主な要因は、新型コロナウイルスの感染を判断するPCR検査の受託などを手掛ける創薬支援事業の伸びだ。

同社は20年4月に新型コロナのPCR検査の受託を始め、10~12月期はコロナ感染者が急拡大した北海道を中心に受託件数が大幅に増加。医薬品の非臨床試験の受託でもウェブ面談などを通じた営業活動の成果が出始めたほか、電子商取引(EC)事業も巣ごもり需要の拡大を受け、洋食器などの販売が好調に推移しているという。

1月に入り政府が緊急事態宣言を発令し、当面はPCR検査の需要が高まりそうだ。一方、コロナ終息後にこうした需要がどうなるかは見通しづらい面もある。楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは「投資家の間で短期で勝負を終えたいという思惑が働きやすい」とみる。目先はいったん利益確定売りが膨らむ場面もありそうだ。

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