投信分配金、2月は引き下げが15本減の23本
国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETFを除く)で、2月に分配金を引き下げた毎月分配型のファンドは前月から15本減って23本だった。投資対象とする資産別でみると、先進国株式で運用するタイプが5本で最も多く、次いで国内株式型と海外不動産投資信託(REIT)型がそれぞれ4本だった。

分配金を減額したファンドのうち、純資産総額(残高)が最も多かったのは、野村アセットマネジメントの「野村ファンドラップ外国債券 Aコース」だった。2月の決算で1万口あたりの分配金を前月の25円から19円に引き下げた。残高が2番目に多い三菱UFJ国際投信の「三菱UFJ バランスインカムオープン(毎月決算型)」は、同じく152円から94円に引き下げた。
一方、分配金を引き上げたファンドは前月から1本増えて12本だった。
(QUICK資産運用研究所 竹川睦)